特別加入団体を比較するポイント
一人親方労災保険に加入する方は、申し込みを行う特別加入団体を慎重に比較する必要があります。どのような点を比較すればよいのでしょうか。
特別団体の性格で比較
一人親方労災保険を選ぶにあたり、最も重要なポイントが特別加入団体選びです。どこでも同じに見えますが、加入する団体により労災保険の満足度が大きく異なります。特別加入団体には大きく2つの種類があります。一つが、昔ながらの業界団体です。特定の事業を行う一人親方を集めた団体で、○○事業連合、○○土建組合などの名称を用いていることが多いはずです。歴史のある団体だけあって、一人親方労災保険だけでなく国民健康保険や共済などを取り扱っていることがあります。これらの点はメリットですが、組合費が高い点がデメリットです。
以上のデメリットを補う特別加入団体がインターネットを中心に加入者を募っている新しい特別加入団体です。サポートを加入手続きに特化するなど、効率化を優先することでコストを大幅に削減しています。そのため、組合費などが割安になります。加入に当たってのやり取りはネット上で行うことになりますが、この点が気にならないのであればお勧めできる一人親方労災保険といえます。
費用のチェックポイント
一人親方労災保険の加入にかかる費用は、加入する特別加入団体により大きく異なります。費用が補償内容と連動していると思われがちですが、実際はそうではありません。補償内容を決めるのは、費用の中でも保険料の部分です。この部分はどこの特別加入団体へ加入しても同じです。費用の差を生み出すのは特別加入団体へ支払う入会金や組合費、更新料などの事務管理費です。特別加入団体を比較する際は、保険料以外の費用を比較することが重要です。費用に見合ったサービスを提供しているか、無駄な費用はないか、などをチェックすれば、加入するべき特別加入団体が見つかるはずです。
所在地で比較
以上を元に比較すれば、納得いく特別加入団体が見つかるはずです。良い団体が見つかればすぐに加入したいところですが、最後に所在地で比較しましょう。残念ながら、どの特別加入団体でも自由に加入できるという訳ではありません。加入できる団体はエリアごとに決められています。支部を持たない遠方の特別加入団体には加入できない可能性が高いといえます。この点をクリアするため、特別加入団体の中には、全国に支部を開設しているところがあります。このような団体であれば、安心して加入することができます。
特別加入団体の比較ポイントは以上です。一人親方労災保険への加入を検討している方は参考にしてください。
NO.1 一人親方労災保険組合
月々わずか500円という非常に安い組合費ですが、組合員の数も多く信頼性のある団体です。ネットで集客を行うことによりコストカットを実現し、サービスの品質はそのままに低価格化に成功しています。
もちろん安いだけがNO1に選ばれた理由ではなく、最短翌日加入などのスピーディーな対応や、支払い方法を選択(コンビ二払いや分割払い)できる点も人気の理由と言えるでしょう。
入会金 | 組合費 | 1ヶ月換算(初年度) | 1ヶ月換算(2年目〜) |
---|---|---|---|
¥1,000 / 初回 | ¥500/ 月 | ¥583 | ¥500 |
更新費 | 備考 | ||
¥0 | ※団体割引で初期費用が最大0円 ※紹介割引で組合費用が最大0円 |
NO.2 ●●●●組合
紹介者がいる場合は入会金が半額になる為、初年度の1ヶ月あたりの支払額は2000円を切ります。累計加入者数は2万人を超えており、こちらも信頼性の高い団体であると言えるでしょう。
入会金 | 組合費 | 1ヶ月換算(初年度) | 1ヶ月換算(2年目〜) |
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¥10,000 / 初回 | ¥1,200 / 月 | ¥2,033 | ¥1,616 |
更新費 | 備考 | ||
¥5,000 / 年 | ※紹介者がいる場合は入会金が50%OFF |
NO.3 ●●●●●●事務所
入会金が他より安いのが特徴なので、スグに特別加入をしたいけど初期費用が負担だと感じる方にはお勧めの団体です。ただし年間コストで考えると若干割高なので注意が必要です。
入会金 / 初回 | 組合費 | 1ヶ月換算(初年度) | 1ヶ月換算(2年目〜) |
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¥2,500 / 初回 | ¥2,000 / 月 | ¥2,208 | ¥2,083 |
更新費 | 備考 | ||
¥1,000 / 年 | ※特になし |